2010年6月28日月曜日

自炊はじめました

本がまた増えてきて本棚に入らなくなったので、自炊をすることにした。
6月の頭に、AmazonでScansnap S1500と裁断機Plus PK-513Lを入手し、すでに400冊程度取り込んでいる。

自炊で少しだけ面倒なのは裁断機でカットするとき。カットが深すぎると見開きページでの段差が大きくなる。かといって浅すぎると糊の部分残って原稿ジャムの原因になる。

そこさえすませば、あとはスキャナにかけるだけだ。
Scansnapの設定は、スーパーファイン(300dpi)にしている。ファイン(200dpi)は、明朝体のフォントやコミックには荒すぎる。あとA4サイズでも、男向けの雑誌(いやらしい本じゃないよ)はやたら小さいフォントを使いたがるので、200dpiだと拾いきれないことが多いのだ。

本を読むデバイスはiPhone3GSと、PCモニターとして使っている32インチのAQUOS。
iPhoneは画面が小さすぎて自炊で取り込んだ本にはあまり向かない。絶対的なフォントサイズから考えると、1ページ表示で視認可能なのは新書がギリギリといった感じ。

従ってそれ以上のサイズの本は、ドラッグ・スクロールを駆使して読むことになる。
とはいえ、満員電車の中でも大きな本を片手で読めるのは便利ではある。

一方AQUOSだと見開きでらくらく見れるのがよい。
これまでPCで本なんか読まないと思っていたが、両手を使わなくていいから疲れないし、しっかり開いてくれるので従来よりも読みやすくなった。
いずれにせよ、最近は購入した本はまず自炊して、家のPCやiPhoneで読むパターンになりつつある。

あらためて思ったのは、雑誌やコミックは見開きを多用しており、かつその効果はすごくあるんだなぁということ。今後電子書籍が一般的になった場合は、本としてつまらないつくりになってしまわないかが気になるところだ。

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