2010年7月19日月曜日

奥久慈散歩

梅雨も明けたので、TRXとお散歩にでかける。
今日は稽古もないので、ちょっと遠出することにする。

ちなみにTRX君は1年点検に出したついでに、フロントブレーキディスクをサンスター製ステンレスディスクに替えてもらった。
以前ついていた鋳鉄ディスクは晴れた日の効きはいいけど、すぐにさびるし、雨の日は空走するしで旅向きではなかった。とうとう我慢できずに、えいやと思い切った(実際すごく高かった)のだが、ちょうど前のディスクも寿命だったとのことで、まぁいいタイミングで買い物をしたと思う。



さて7時過ぎに家を出て圏央道 阿見牛久ICを目指して、トコトコ下道を走る。
常磐道に入り、途中友部SAでコーヒー休憩を取って、日立北ICで降りて、ちょっと寄り道をする。

日立北ICの近くには、以前から気になっていた「鵜の岬」があるのだ。


ここは日本で唯一ウミウの捕獲を許可されている場所。
ウミウは夏は北海道、冬は沖縄で過ごすそうで、このあたりは春秋の移動の中継地点になる。渡りの季節になると捕獲小屋の前におとりの鵜を数羽立てて、わたってきたウミウがそれに引っかかって降りてきたところを捕まえるわけ。

テクテクと歩いていくと、捕獲小屋に通じる隧道がある。
普段は関係者以外が入れないように鉄の扉で閉ざされているが、いまはシーズンオフということもあって一般の観光客も入ることができる。


なかはひんやりとしている。

ここに入れるということは、逆にいうといまはウミウは見れないというわけで。。。
残念だが仕方ない。また渡りの季節になったら来よう。


捕獲小屋の中はこんな感じ。外は絶壁です。手前側で小柄な人がやっと立てるくらい。
一番奥にいる方が、捕獲の仕方を説明されていました。


すぐ近くの伊師浜海岸は白砂青松100選に選ばれているだけあって、いい景色でした。
人出もそこそこなのがよい。

だいぶ暑くなってきたが、R6からR461に入り奥久慈に向かう。
R461は交通量も少なめで、そこそこクネクネしていて気持ちよく走れた。

本日のメインは、袋田の滝だ。
なんどか水郡線に乗っているので最寄り駅の袋田駅には着たことがある。
とはいえ、駅から滝まで歩くにはやや時間がかかるのでいつも通りすぎていた。


車両進入禁止の手前にあるおみやげ屋さんにバイクを止めて、川沿いをてくてく歩く。3連休ということもあってか人が多かった。


入り口で入場券(正確には袋田観瀑施設利用券という)300円也を購入して、またしても隧道に入る。外がひたすら暑いのに比べてひんやりと気持ちよい。


エレベータに乗って、第二観瀑台にあがる。ここからは滝の全景を見渡せる。


こちらは地階の第一観瀑台(なんか、すごく硬いいいまわしだなぁ)からの風景。
距離も近くて迫力があって気にいった。


こちらは吊橋側からみた滝つぼの風景。


ちょっと疲れたし、ちょうどお昼前なので、バイクを駐車したお店で食事休憩を取る。
奥久慈しゃも親子丼 1300円也。量もちょうどよく、おいしゅうございました。
ちなみにおみやげ屋さんかレストランを使えば駐車場代はサービスしてくれる。そう考えると安く思えるかも?

R118に出るが、少し車が詰まってきたので県道32号に逸れる。
ツーリングマップルでもお勧めの道になっているが、この道もなかなか楽しい。

昼をすぎて本格的に暑くなる。
新兵器アイスノン冷水スカーフで武装していたのでだいぶすごしやすいが、これも一時間も持たずにすぐに乾いてしまう。まぁドライヤーの温風の中を走っているようなもんだからね。
休憩のたびに水分を取り、かつスカーフを水につける。
道の駅みわにて梨ミックスソフトクリームを食べて元気を取り戻す。

ちょうど近くまで来たので、R293を南下して風車の弥七の墓を訪ねる。
ツーリングマップルを見るとわかりづらそうで、つい陸軍中野学校二股分校記念碑を捜したときのように右往左往するかもと思ったが、さすが黄門様のお膝元、でかでかと看板が立っていた。
もともと予定した道よりをショートカットして楽々たどり着いたのであった。


弥七のモデルになったのは実在した人物「松之草村(の)小八兵衛」という人らしい。
とのことだが、Wikiとか見てると作者側が意図したというよりも、地元の人の思い込みというか、地域おこしに利用されているらしい。
でも根も葉もないわけではないのだから、いいんじゃないでしょうか?


小八兵衛さんの墓所は駐車場からすぐ見えるところにある。
少ないながらも結構ひっきりなしに人が訪れていたのが印象的だった。

帰りはR181から那珂ICで常磐道に乗り、柏ICで降りてR16沿いのバイク用品店によりつつ、17:00頃に帰宅する。

走行距離:421.5km
燃費(平均): 16.71km/L

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