2010年7月31日土曜日

「仮の面」展(ついでに落書きをさらしてみる)

千葉市美術館の「Mask - 仮の面(おもて)」展にいってきた。


前回の「伊藤若冲-ア ナザーワールド」展は人が多かったが、今回はいつもの落ち着いた感じだった。


日本と世界の仮面が集められていたが、日本のものよりも見慣れない海外の仮面のほうが興味深い。 写真を撮りたかったけど常識的には撮影禁止かなと思い、カタログのあきスペースに落書きしてきた(図録を買うという発想がなかった)。

落書き その1 仮面”マ・ジ” マリの仮面 仮面”プレプレ”

一番上の仮面”マ・ジ”はナイフの擬人化。
真ん中のマリの仮面は成人式のときに少年がつける仮面らしく、おとなしいというか、なんとなく欝っぽい感じがする。
仮面”プレプレ”はどこかで見た気もするのだが、各パーツが離れており、全体的になんか抜けていてよい。高さ145cmもあるので、もっと大きく描けばよかったが、台紙がないので書きづらい。

と思っていたら、職員の方が書きづらいだろうからとクリップボードを貸してくれました。
ついでにボールペンはだめよとのことで鉛筆を渡される。たぶんその注意をしたかったんでしょうね。すみませんでした。

落書き その2 仮面”キフェベ”、鶏冠のついた仮面

仮面”キフェベ”は上記のリンクにも写真が掲載されてます。まぁ、教科書の落書き程度の画力です。四角く突き出した口の中がすぼまっている表現がされていて面白い。

落書き その3 山台仮面、仮面”カチナ”

山台仮面は丸顔にたれ目とにへらとした口元が特徴。
韓国のお面は他に大笑いをしている演劇の面があったけど、口元がゆるいのが特徴なのかな?
カチナはホビ族の信仰する精霊とのこと。カチナでググるとカチナドールというのが出てくるが、似たようなのがあまりないねぇ。

落書き その4 面、奄美の面、仮面カグレ

上の面はもっと茫洋とした味わいがあったなぁ。ねずみ男風のひげのせいか、水木しげる先生のおばけや精霊を連想してしまう。
真ん中と下は鳥の仮面。奄美の鳥面のくちばしはえらく大胆な表現だ。一番下の仮面”カグレ”は、毛の表現のためか額のあたりに釘(?)が打ち込まれていた。

落書き その5 豹の仮面、頭上面”バンソニイ”

豹の仮面は、シュールな漫画にでてきそうな感じがする。のっぺりしていてキモイのがよい。
頭上面”バンソニイ” は大蛇の仮面。本物はもっと細いところと太いところがあってくねっとした感じがよかった。2m以上あるけど、ほんとに頭の上に乗せるのかな?

落書き その6 頭上面”チワラ”

この程度なら頭の上に乗りそうですね。"チワラ"はペアなんですが、こいつは背中に子供を乗っけていてかわいい。

落書き その7 死者の仮面、ギニアの仮面

ペルーの死者の仮面は、ひし形の目とか小さく笑っている口元やパーツの配置がユーモラスな感じがする。ちなみにどちらも顔が赤く塗られている。
ギニアの仮面は顔の大きさの割りに目鼻がぐっと小さくまとまっていて、ユーモラスだ。

落書き その8 オニの仮面”オバルファン”

オバルフォンはポスターにも載ってますね。王のマスクというだけあって、気品があります。

落書き その9 木皮仮面

木の皮の自然な形を生かして、大胆に精霊?が描かれていた。
見づらいが、でかい顔の下にはちいさな手足がついている。

落書き その10 精霊の仮面

左右対称につりあがった目と張り出した小鼻で全体的にVを強調している仮面。
家の玄関に飾ってみたい感じがする。

ちなみに家に帰ってきてらかググってみたら写真を撮ってブログに貼り付けている人もいましたね。素直に職員の人に聞いて、写真をとればよかったね。。。

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