ヨドバシ店頭で現像結果を確認すると、フィルムが半分くらいしか使われておらずかつほとんど写ってない!
店員「仕上がりはいかがですか?」
私 「あ、あぁ。ま・まぁ、いいっスお・・・」(動揺)
いいわけがない(泣笑)
帰宅して冷静に考えた結果次の2点に思い当たりました。
1.フィルムを半分しか使えていないのは、装填ミス。
昨年末に久々にフィルムを装填したときに、巻き上げても巻き戻しノブが連動して回転してなくて「バルナックライカってこんなだったっけ」と思った記憶が・・・散歩後半でふと気づいて確認したときは連動して廻っていたんですよね。なので安心していたのですが。
2. 画像の半分が真っ暗なのは、シャッターダイヤルに触れてしまったため
ルナックライカのシャッターダイヤルは、巻き上げに連動して回転します(シャッタースピードは回転しきった位置で調整する)。シャッターを押すとシャッターダイヤルが元の位置に戻ります。
(左:シャッターダイヤル、中央下:シャッターボタン、右:巻き上げノブ)
シャッターを押すと前幕が最初に開いてフィルムが露出状態になり、シャッタースピード時間経過すると後幕が閉じるのですが、シャッターダイヤルに触れてしまうと後幕がすぐ閉じてしまい、結果としてフィルムが露出しなくなり真っ黒の画像になります。左右で露出差が違うのは、ライカのシャッターは横走り布幕であるためです。
当日は、気温が低い上に強風が吹いてので革手袋をしていたのですが、横に構えてとると指の余った部分がシャッターダイヤルに当たってしまうのでした。実をいうと撮影中に気づいてましたが、こんなことを検証したことがなかったので「ま、大丈夫やろ」と考えてました。結果的にはダイジョブじゃなかったと・・・
ちなみに縦撮りしたのは無事でしたね。指の腹ではなく先端で押すようにしていたせいでしょう。
これは酒々井じゃなくて佐倉駅前の通りですけど。ちなみに銅像との距離は1m以下、50cm~70cmくらいかな。人間だと、よほど親しくないかぎり殴られますよ。 28mmのような撮影がどれだけ大変かわかるかと思います。
ネタついでに失敗写真も掲載。
牛舎なんですけど、牛さんの顔が見えるあたりから真っ黒に。
京成電車。なんか闇から這い出してきたようで、これはこれで面白いかなと。
出羽三山供養塔。
出羽三山(湯殿山、羽黒山、月山)信仰のものらしく、このあたりではあちこちに建立されています。常世の世界がすぐ後ろにあるようで、ちょっとオドロオドロしい効果になっちゃいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿