35mmフィルムカメラのほとんどは背面横開き式ですが、ライカの場合は底板を取り外して装填します。知っている人はよーく知っているのでネタにもならんのですが、知らない人も多いので。
(底蓋を開けてスプールを取り出したところ)
取り出したスプールにはフィルムを下のようにセットします。
ライカM型はカメラ背面が開くので簡単にフィルムをセットできますが、バルナックライカの場合はこのままだと引っかかってしまいます。正しい装填方法は底板に記載されているように
フィルムリーダ部(フィルム先端の片側がカットされている部分)が10cmくらいになるようにハサミで切ります。とはいえ、このやり方は面倒なので「使うバルナックライカ(田中長徳著)」 で紹介されているテレフォンカードを使う方法で装填しています。
こんな感じにテレカをさして、
フィルムをセットします。きっちり底まで押し込んだら、底板をハメて「巻き上げ→シャッター押」x2回の後、フィルムカウンターを0にセットします。
ちなみに同書を見直したら、このあたりの説明写真は全部逆像になってましたね。今頃気づいた(^^;
前回の失敗もあるので蓋を閉めない状態で巻き上げを確認したのですが、スプールがきちんとはまっていないのか、パーフォレーション(フィルム端の穴のことね)にギアが引っかかっていないのか確かに空転していますね~。きっちりハメると巻き上げを確認できたので、底板を閉めます。はぁ~、故障じゃなければいいけど。。。
Nikon FM2だと、裏蓋を閉める前にスプールを指で1回転以上回して確実に巻きつけてしまうのでこんな失敗はないんですけどね。とはいえ、それをやるようになる前はフィルムがハズレて一枚も撮れてなかったなんてこともあったから、同じかな。
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