2010年2月6日土曜日

シートフィルムの現像(準備編)

先週冷え込んだせいか、積雪前日の大雨でずぶ濡れになったせいか、風邪をひきました。
熱はなく喉が枯れて咳き込む程度なんですが、これが「咳の衝撃を全身で受け止める」タイプのやつでして、車の運転をしているとアクセルやブレーキを急に踏み込みそうで危なくてしかたない。ということで、基本的に家でおとなしくしていました。

この機会に、大判カメラ用シートフィルムの現像方法を考えることにしました。
シートフィルムですと一般的には暗室での皿現像か、明室で専用のドラムなどをつかったタンク現像になります。
前者でググってみると、フィルム同士がくっついたり、現像ムラが起きたりとなかなか難しそう。
後者はJOBOとかコンビプランとかがあるのですが、海外通販を利用しなければならなかったり、高価(LPL取扱いだと4万近くする)だったり。

以前、Webで35mmフィルム 4本用タンクで現像する方法があったなぁと、その方法を試してみることにしました。要はドラムの中にガイドを追加してシートフィルム2枚を乳剤面を内側に向けてセットします。そのページには確かセロハンテープで小さなガイドを貼っていたのですが、いちいちそれをやるのも面倒です。

というわけで、ない知恵を絞って、簡単にセットできるガイドをつくることにしました。
まずはホームセンターにてジョイナー(吸音ボードとかを取り付けたりする部材)を購入。お値段は58円でした。


これを、タンクの大きさにあわせてコの字状にします。


タンクにセットしたところ。
ほぼ直径と同じなのでずれることはなさそうです。


シートフィルム(現像済み)をいれたところ。


かなり見づらいのですが、ガイドの上下でたわんでるものがフィルムです。
本当は、ジョイナーの凹みの部分にシートフィルムの縁をひっかける予定だったんですが、ジョイナーの端に引っかけるほうがいいようです。まずはこのまま試してみることにしましょう。

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