2010年1月23日土曜日

内房散歩

早くも1月終盤。昨年末から仕事が忙しくて、あっという間に過ぎて行っている感がします。
いまさらながら、TRXの走り初めにいってきました。
年初は結構冷えてたけど、最近、また暖かくなってきたのでちょうどよい。

四街道ICから東関東道に乗り、京葉道~館山道~富津館山道路で鋸南保田ICで降りる。
えーっと、今日は基本的にノープラン状態。内房に来たらなんとかなるだろという感じで、保田で降りたのもなんとなくです。
とりあえずIC近くのコンビニでマッ缶(MAXコーヒー)飲みながら、地図を眺めて、なんとなく富津岬方面にいこうと思う。

内房なぎさライン(R127)を北上します。



鋸山ロープウェイはパスして、浜金谷の近くで東京湾フェリーを見る。
東京湾フェリーはバイクや青春18きっぷで横須賀方面に行った帰りによく使います。フェリーはいいぞ。

このあたりを走っていると、いやがおうでも目にする巨大オブジェがあります。東京湾観音です。いつもはこの手の観光施設はパスするのですが、とくに行く当てもないので初めていってきました。



どーんと、そびえてたっています。ちょっと真下にいってみます。



でかっ。全長56m, 全20階。
パンフレットでは314段、HPでは324段と紹介されている螺旋階段で、恐れ多くもてっぺんまで行けます。
拝観料(大人500円)を払って、中に入ります。



入ってすぐに見えるのが祭壇です。観音様の中心の柱の中にあります。もともと観音様は第二次大戦での戦没者の方を供養するために建立されたとのこと。



各階毎に、彫刻家の長谷川昴先生が刻まれた仏像が展示されています。一階は私の干支の酉年の守り本尊である不動明王が安置されています。
さて階段をのぼっていきましょう。




10数段毎に踊り場があるので、適度に休みながら登って行けます。
先ほど言ったように、各階毎に中央の柱の中に



といった感じで、長谷川先生の仏像や七福神が祭られていますので、それを拝みながらゆっくり登っていけばいいかと。
ちなみにこの写真は文殊菩薩(マンジュシュリー)です。

仏像はどれも素晴らしかったですが、千葉で仏教と言えばこの方、



日蓮聖人の像もありました。
13階にはご本尊が祭られています。



16階以上には、中央の柱の中の狭い螺旋階段をあがっていきます。梯子(たぶん整備用)もあるんですが、こちらのほうがマシです。



ちょっと閉所恐怖症になりそうなところを上り詰めると、最上階の20階です。



わりとあっさりしてました。
ここまでくる階段がどれくらい狭いかというと、



すれ違いは絶対に不可。まぁ、ここまでくる人は物好きなんでしょうね。
展望台は19階の宝冠部と、13階の胸前にあります。都合により(カメラのWB設定をミスった)、13階の展望台をご紹介します。



外からみても分かりますが、転落防止のため、金網で囲まれています。手すりもありますが、足元が外側に斜め降っているので雨の日は怖いかな。

 

腕の隙間から除いてみたり。



見上げてみたり。28mm(35mm換算)でとってこの程度なので、展望台が広い場所ではないことは分かっていただけるかと。

さすがに見晴らしはすばらしいですね。富津岬方面、安房方面の海岸を見渡せます。
もともと小高い山の上に立てられているので19F展望との差はあまりないです。



海の上を細長く左に伸びているのが富津岬です。アングルが変わりますが拡大してみると、



なんか見えますね~(棒読み)



つーわけで、やって来ました。富津公園の明治百年記念展望台。
ルートは、いつものR127-256号-R465-255号です。

ここからもと来た方面を見やりますと、



さらに倍率どん!



いた!ゴリアテ・・・
じゃなくて、観音様ですね。やっぱり、大きい。



展望台頂上からの眺めです。
キレイですけど、お昼になって地上近くが黄色くガスっちゃってますね。朝早かったら富士山が見えたと思います。



同じ展望台頂上からのお約束写真。
パラグライダーを楽しんでいる人がいました。

関東は開けた場所が多いんで、空のスポーツも盛んなんですかね。大阪だと交通量が多い枚方大橋近くでパラグライダーをやってたりして「何考えてんだろ」と思いますが、こういう風景の中だといいなぁと思います。



富津からは木更津方面に向かいます。
ここまできたらせっかくなので中の島大橋にやってきました。



鳥居崎海浜公園で、木更津港に入港する船を見る。



中の島大橋。
鳥居崎海浜公園と中の島をつないでいます。先ほどの船はこの橋をくぐって木更津港に入ります。



木更津キャッツアイのロケ地としても有名ですね。
ぶっさんが哀川翔さんのもとに全力疾走したり、うっちーが暴走族におっかけられたり、公助がローズ姐さんにプロポーズしたり、赤い橋伝説(ウソ)でバンビがモー子を背負ったり。

というわけで、橋の頂上あたりに、



全国のあちこちに見られる、うっとお・・・、いや失礼、ろまんちっくなシロモノ(棒読み)がありました。
この人たちも、彼女背負って橋をわたりきったんでしょうか?
ま、氣志團団長のお話ですと、リアル赤い橋の伝説はまったく違うものらしいですが(笑)



東京湾方面を見る。
晴れた日はここでぼーっとしてるのもいいかもしれませんね。



中の島方面。
今回は、防寒対策でモコモコしていて動きにくいという理由で、中の島には降りませんでした。



木更津港方面。
ドラマの影響もあるのか、個人的には好きな場所です。
最近は、どこにいっても同じようなチェーン店が同じような顔で並んでいるだけなので、 なにもないほうが返っていいですね。いくら便利で雇用も生むといっても、よその土地からのよそのものを持ち込むだけでは結局地元にはなにも残らないように思います。
各地が元気になるには、地元の人が自分たちで、単なる真似や意味のない思いつきではなく、地元の強みを生かしたオリジナルの知恵を絞って、自分たちで行動してこそだと、つくづく思います。

独立圏を保っている土地は、地元の新聞が強い。ということは、自分たちの観点と立場で物事を考えられるということでしょうね。
逆に昔関西にいたときには、大阪は Going My Wayでいっているように見えて、足元がグラグラしているような気がしました。常に外(東京)を見ていて、東京とどう張り合うかといった感じが強いような気がします。だから「東京から」というと彼らは過剰なくらい反応します。いかに自分たちがすごいかって見せたいからね。逆にそれ以外の土地に対しては関心がないみたい。でも東京以外の土地から来た人が集まると、「どこがいいんだろね?」という話になることも多々ありました。
まぁ、私の狭い交友範囲の中での経験ですので一般の方たちには当てはまらないのかもしれないし、いまは違うのかもしれませんが、この間までよく報道されていた橋本知事と府や市の職員のやりとりを見てたりすると残念に思うことが多々あります。



やはり木更津キャッツアイのロケ地だった金田近くで。
マスターのお店「野球狂の詩」があった場所ですね。

夕方から合気道の稽古があるので、今回は東京方面には向かわずにそのまま 館山道経由で帰宅です。
8:00発-14:15着。228km, 13.6L、燃費:16.8km/L

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