2010年1月30日土曜日

大判カメラ再開

今年はやるぞといっていた大判カメラ。
ふと気づくと1年の1/12が過ぎてます。このままだとヤバいとばかり、再開しました。

大判カメラの場合はまずはフィルムホルダーにシートフィルムを装填するところから始まります。ダークバックにフィルムとフィルムホルダー2個を放り込んで、 4カット分だけ装填します。
フィルムは冷蔵庫にストックしてあったNeopan Acros 100。期限は2009/4 でした orz

まぁ、久々なのでしばらくはほんとに練習だけです。とりあえず、西印旛沼に移動します。


現場でカメラをセットします。
機材は、長岡製作所 Woody 4x5/Schneider Xener 6.1/210。三脚はハスキー。
三脚以外はシートホルダーも含めて全部中古なので、かなりお安くなってます。


大判カメラはいろいろありますが、オーソドックスな木製フィールドカメラです。
構えてピントを合わせてシャッターを押せばよい一眼レフやレンジファインダーと違って、いろいろ操作が必要です。
一番の魅力はアオリでしょうね。一眼レフでもシフトレンズでアオリができますが、大判カメラのほうが自由度が高いです。金属モノポール式のカメラですとかなり色々できるらしいですが、私の場合はフィールドカメラでも十分です。

絞りを最大にして、シャッターをオープンし、ピントグラスを見ながらピントを合わせます。このとき、ルーペを使ってピンを確かめます。


ピントグラスに写される画像は、天地左右が逆になります。

大判カメラのもう一つの魅力は、カメラの原理がよく分かることです。デジカメだと完全にブラックボックスでなにがなんだか分からないですが、大判カメラは一つ一つの操作で原理を実感できるのです。

ピントを合わせたら、シャッターを閉じて露出を合わせます。一度、シャッターをセットして、空シャッターを切って正常動作を確認。もう一度シャッターをセットします。
次にフィルムホルダーをセットして、引き板を引いてフィルムが感光できるようにします。
最後にシャッターを切って、引き板を戻してフィルムホルダーを抜く。これでようやく撮影が終了です。

撮影スピードはゆったりしてますが、逆に写生をしているようでなかなか楽しいものです。
2箇所で露出を変えながら、2カットずつ撮影しました。


大判カメラのある風景。
撮影を終えたら機材をしまって、ぶらぶらと散歩です。


印旛沼のこの角度は好きですね。今日は芦原に雀がよく群れていました。


廃船のある風景。


どこかの大学か、高校でしょうか?カヌーの練習をしていました。


船つながりでオランダ式風車と屋形船。一度乗ってみたいなぁ。

帰宅したら、再びダークバッグを使ってフィルムを取り出して、使用済のフィルムの箱に収納します。
ヨドバシに持っていったら中4日で2/8に仕上がるとのこと。うーむ。フィルムカメラが衰退したので押しなべて現像に時間がかかるのが難ですね。
モノクロは、ロールフィルム同様、自分で現像しようかな。

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