2010年5月4日火曜日

宇利城散歩

帰省も今日まで。
近場だけど行ったことがない場所第2弾ということで、宇利城址に行ってみた。
スカブーは城址入り口(というかあぜ道)の前でお留守番。



あぜ道を少し入ると城址の案内図がある。


地図を見ればわかるが、どう見てもあぜ道を進んでいく。


さて、ここから山に入ります。


ずんずん上っていくと途中で分岐にでる。反対側にいくと本丸方面だが、まずは御馬屋平に行ってみる。


こちらのほうは人があまりこないのか、道のつき方がいまいち曖昧だったりする。
最初は間違えてまっすぐ行ってしまったのだが、だんだん道でなくなってきたのに気づいて引き返す。正しい道はここから左上に上がっていく。


御馬屋平。
厩があったんでしょうね。そんなに広くはありません。


ここから本丸方面にいけそうだったが、道がわかりづらいので分岐点まで戻る。
大手門跡とのことだが、いまとなって面影は一切ない。


討ち死に場所の近くに、松平右京亮のお墓がありました。
墓石の前面はかなり崩れていた。
松平清康(徳川家康の祖父)の叔父で、松平家の重鎮だったそうです。


小さな枯れ井戸。昔は滾々と清水が湧き出ていたのかな。
ここから少し上ると、開けた本丸跡に出る。


宇利の戦いを記す説明。
熊谷氏は、平家物語の熊谷直実の子孫とのこと。この戦いの後の消息はよくわからない。



宇利城址の碑と、当時の城主、熊谷備中守の碑が並ぶ。


物見櫓跡。
木がうっそうとしていて何も見えないが、当時はここから360度の視界で見張っていたのだろう。


姫御殿は城主の家族が住んでいた場所かな。いまはうっそうと荒れていました。

小規模であまり遺構は残っていないが、当時を伝える貴重な城跡だと思う。

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