2009年11月8日日曜日

天竜二俣・浜名湖散歩

夕方には駅に向かわなければならないので、比較的近場の天竜二俣を散歩してきました。

朝8時に家を出て、R362を本坂トンネルを抜けて三ヶ日へ。以前は三ヶ日側出口でいちいち停まっては50円を払わねばならなかったのですが、今は無料になって大変便利になりました。
R362の坂を降りきったあたりでコスモス畑があったので、思わず立ち止まる。このときはまだ曇りぎみだったので、いまいちですが、きれいでしたよ。他にも数ヶ所、畑にコスモスが植わっているところがありました。



途中ざっくり飛ばしてR362を抜けて天竜二俣の町にでます。
ひさびさに清瀧寺にやってきました。ここは徳川家康の嫡男であり、二俣城で自刃された徳川信康の菩提所があります。入ってすぐの建物は諏訪神社です。この日は地元の方が清掃をされていました。



お寺への坂道の横に立つ、井戸櫓。一番下に井戸があり、上の櫓の穴から釣瓶を垂らして組み上げる寸法です。



戦国時代の二俣城にも天竜川側に「水の手櫓(みずのてやぐら)」という櫓があり、そこから水を組んでいたそうです。攻め手の武田勝頼は天竜川に筏を流して水の手櫓にぶつけて、これを破壊、水を得る手段がなくなった徳川方はあっさりと落城したそうな(三方原の戦いの前哨戦です)。



ホンダの創業者にもゆかりのお寺だそうです。やっぱり、腕白だったんですね。

信康公の廟は、お寺の本堂左横の石段を登っていく途中にあります。
先の台風18号で破損したのか、廟の前の門の屋根 にブルーシートがかけられていました。うちの実家も物置の屋根がきれいに飛ばされたといってましたからねぇ。



せっかくなので諏訪社も参拝しました。

おつぎは陸軍中野学校二俣分校跡です。といっても記念碑があるだけですが。
ツーリングマップルだと非常に分かり辛いですが、浜松市天竜保険福祉センターのすぐ近くにあります。




豊橋編成第18連隊の工兵隊が渡河訓練で使ったイカリも置かれています。

つぎは二俣城跡へ。
二俣の一夜城とあったのでなんだろと思ってきたのですが、



おもいっきりハリボテのお城がたってました。こういうのって評価というかリアクションが難しいですね。わかりやすいっちゃわかりやすいし、いらないといえば要らない。個人的にはない状態で石垣にのぼって天竜川方面を見下ろしたかった。
なお手前のお方は、丸太からチェーンソーで切り出された信康公です。

コーヒー休憩のついでに天竜浜名湖鉄道(天浜線)の天竜二俣駅に立ち寄りました。
天浜線は好きな路線で、千葉に転居してしばらく青春18きっぷで帰省をしていたころは、掛川で天浜線に乗り換えていました。天浜線の各駅は、おいしい食事をいただけるお店が駅舎に入ってることでも有名ですね。このときは残念ながら営業時間前でした。




あとは県道40号-343号で天竜川沿いに南下をします。
ちょっと殺風景なので写真はとりませんでしたが、河原がひろくていいですね。野球や航空機ラジコンといった定番以外に、軽トラでオフ車を持ち込んでいる親子もいました。こっちに住んでいたら絶対オフ車を買ってしまうだろうなぁ。

R152で浜松市内へ。
ついでにバイク用品店を見てきました。いくつか回ってみましたが、ナップス浜松店が一番ですか。しかしなぁ、ヤマハやスズキの本社の近くなのに、バイク屋が過疎地帯なのはなんででしょうね。

R1に抜けて県道316号で舞阪に行き、浜名湖岸を走ります。ちょっと道を間違えて、いつもの弁天島からのルートではなく、中之島大橋を渡って浜名湖にでます。
奥浜名湖のひっそりとした風景もいいですが、このあたりの湖の中を走る開放的な感じもすごく好きです。
夏にはマリンスポーツや潮干狩りで賑わっていましたが、いまは漁場にかわり、釣り客で賑わっていました。



時間がなくなってきたので、本日はここまで。

走行距離:147.4km
燃費: 昨日分と併せて301.6km走行 9.24Lを給油、32.6km/L

次に帰省できるのは、年末・年始になりそうです。

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